嫌がらせで押し付けられた仕事を手伝ってくれました
私は自動車部品の製造工場に中途入社をして自動車部品の生産ライン作業の仕事をしていました。24時間フル稼働でしたので日勤と夜勤を1週間交代で勤務していました。そのため日勤と夜勤を1週間ずつやらなければいけないため生活が不規則になって大変でした。しかし1ヶ月ぐらい経てば徐々に慣れていき何とかやっていく事が出来ました。それで仕事もだんだん慣れてきたので休憩中に職場の人と雑談するようにもなっていました。
そんな時に現場の班長が私に対していろいろきつく当たるようになってきて時には理不尽な事で怒られるようにもなりました。その辺りは何とか耐える事は出来ましたがついにライン作業が終わったらパソコンで資料作りをやれと言ってきました。私がパソコンが慣れていないのを分かって言ってきたので明らかに嫌がらせだと分かりました。それで仕方なく私だけライン作業が終わってパソコンで資料を作りました。資料の量が多くて明らかに終わらない量でしたので毎日やらなければいけませんでした。それで日勤の時にひとりで事務所に残って夜の12時ぐらいまでパソコンで資料を作っていました。
資料を作っていると夜勤の人がいましたがあまり話したことがありませんでしたし最初は何も言ってきませんでした。しかしだんだん私の事を可愛そうだなと思うようになってきてくれて声をかけてくれたり、コーヒーを買ってきたりしてくれました。声をかけられると少し気分が楽になってうれしくなりました。
それで私がライン作業を終えてその後パソコンで資料を作っていたら夜勤の人が何人か私の手伝いをしてくれるようになってきました。今までほとんど話した事がなかったのですが、こういう形で手伝ってくれると少し泣けてきてしまいました。それで夜勤の人に手伝ってもらいながら頑張ってパソコンで資料を作りました。
その後も夜勤の人が毎日私の手伝いをしてくれるようになりました。一緒にパソコンで資料を作っていくうちに軽い雑談もするようになってすごく距離が縮まってきた感じもしました。それで私の悩み事とかも聞いてくれて私がパソコンで資料を作らなければいけなくなった経緯も聞いてくれました。
最初は他人のような感覚でしたがこういう優しさに触れるとお互いの距離が縮まって現在は悩み事を相談出来る関係になれました。